歯の豆知識

どの歯が痛いか言い当てられない!?

こんにちは、おきとう歯科クリニックの服部です。

春が来たなあと思っていたら、あっという間に梅雨入りしてしまいましたね。曇り空が続いていて少し憂鬱な気分になったりしてしまいます。

そんなときに歯に痛みを覚えたり、口腔内に違和感を覚えたりすると、なお一層憂鬱な気分になってしまいますよね。そうすると歯医者に通い治療をしてもらうと思いますが、みなさんは

「どの歯が痛いのか、歯科医師に正確に伝えられなかった。」

という経験はないでしょうか?

 

歯の痛みは口腔内全体に広がっていき、どの歯が痛いかは自分でさえわからなくなることがあります。前歯であれば、どの歯がおかしいのか間違えることなく言い当てられることが多いのですが、奥歯に行くほど正解率は低くなるようです。

歯を刺激して、どの歯を触れたかを回答する実験を行ったところ、3~5本離れた歯を回答してしまうこともあったようです。特に1歯前方の歯と間違えやすく、第二大臼歯(前から7本目の歯)では、その手前の第一大臼歯と勘違いする人のほうが、正解者より多くなるという結果があったそうです!

 

痛みが強かったりすると、上下の区別さえできなくなるときもあります。下の奥歯に虫歯があって痛みの原因となっていても、上の奥歯が痛いと錯覚を起こすこと、またその逆も珍しくありません。

上の歯の痛みは顔面の知覚、運動をつかさどる脳神経である三叉神経の2番目の枝、下の歯の痛みは三叉神経の3番目の枝によってそれぞれ伝えられます。同じ神経から伝達される信号を脳自身が正確に判別できなくなっているからです。どの歯が痛いか言い当てるのは難しい、というのは当然なのかもしれないですね。

 

そのようなことから、トラブルを起こしている歯を的確に診断するためには、上下の歯を同時に見ることのできる口全体のレントゲン写真を撮る必要があります。自己判断で対処しようとせず、気になることがあればまずは受診して、相談してみるようにしましょう。

当院では患者様の治療を開始する前に、必ずカウンセリングを行うことにしております。お気軽にご予約いただき、ご相談くださいませ。ダウンロード (1).jpg

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