こんにちは、福山市神辺町にあります
おきとう歯科クリニック 大塚です。
本日は『歯を抜けたまま放置していると、どうなるか知ってる?』についてお話させていただきます。
高収入な男性ほど歯のメンテナンスに力を入れている
風水では、歯は”収穫”という意味を持ち、特に金運を左右するパーツとして知られています。すなわち、歯が抜けていたり、虫歯や欠け、すき間、汚れなどがあると、収入が上がりにくい、というセオリーがあるそうです。
医学的にみても、歯を抜けたまま放置するのは、口腔内環境の崩壊が始まる第一歩だと先生は指摘しています。
初めて歯を失う平均年齢は44~45歳
厚生労働省の発表によると、日本人が初めて歯を失う平均年齢は44~45歳だといわれています。失った歯が奥歯で、口を開いても見えない部分だと、そのまま放置される方もいらっしゃいますよね。
たとえば、右側の歯を失ったら、人間は噛みやすいところで噛もうとするので、今度は左側ばかりで噛むようになります。それが長期間続くと、左側の歯もダメになってしまうわけです。
では、次はどこで噛むのかというと前歯なのです。しかし、前歯は噛むのに適していない歯なので噛むという行為は奥歯の役割です。
前歯の役割は、歯ぎしりをしたときに力を逃がす、発音をする、というものなので前歯で噛み続けていると、前歯もダメになってしまいます。
1本の歯を抜けたままにしておくことだけでも、歯全体が悪くなるという悪循環に陥ります。
歯を抜けたまま放置していると、元々噛み合っていた歯が伸びてくる!?
歯は上下対になって生えていますよね。たとえば、下の奥歯が抜けて、そのまま放置していると、歯は噛もう噛もうとするので上の奥歯が下がってきてしまうのです。
歯が下がってくると、隣の歯との間に段差が生まれ、物が詰まりやすくなり、虫歯のリスクが高まります。
歯というのは、どれだけアゴの骨の中に埋まっているのかが重要になります。歯が抜けて、元々噛み合っていた歯が下がってくる、または、上がってくることで、アゴの骨の支えが少なくなるので、グラグラと揺れてきます。
つまり、そのまま放置していると、より物が詰まりやすくなり、虫歯のリスクが高まり、さらには歯周病が進み、歯がダメになりやすいのです。
隣の歯を失った歯は、支え合いたくて前方に傾く
抜けた歯の後ろの歯にも悪影響が起こり、歯は全体的に前方に倒れる傾向にあります。
ですから、支え合っていた歯がなくなると、歯がなくなったスペースの方へと倒れるように傾いてきます。
すると、歯を磨きづらくなり、虫歯や歯周病のリスクが高まるのはもちろん、将来、インプラント治療をしたくても、スペースがなくなってしまうのです。
傾いてしまった歯を矯正して元の位置に戻さなければなりません。すると、余計にお金と時間がかかってしまいます。
歯が傾くと、義歯を入れるスペースがなくなってしまう
歯が傾くと、インプラント治療だけでなく、入れ歯やブリッジも装着しにくくなります。
ブリッジの場合、平行性が求められるので、土台となる歯が傾いていると、矯正治療を行い、治さなければならない可能性があります。
歯が傾いたままブリッジにすることもできますが、その場合、多く歯を削ることになってしまうかもしれません。神経に当たってしまうと、神経を抜くこともあります。神経を抜いてしまった歯はとても弱くなるので、ブリッジ自体も長持ちしなくなる可能性があります。

歯を喪失してから、何年くらいで隣の歯が傾くのかは、非常に個人差があるので、一概にはいえません。ですが、1本でも抜けたまま放置していると、残りのすべての歯に悪影響を及ぼしてしまうことを覚えておいてください。
もし、将来、お金に余裕ができたらインプラント治療をしようと思っているのなら、その間は入れ歯で周囲の歯が動かないようにしておくべきです。