こんにちは、おきとう歯科クリニックの杉浦です。
みなさま、このお盆をどのように過ごされたでしょうか?お子さんを連れて、家族みんなで実家に帰られた方が多いのではないでしょうか。久しぶりの全員での家族団らんとなったことでしょう。
さて、久しぶりに子どもたちに会った時に、「あれ!?この子の歯ならびって、こんなに悪かったっけ?」と、思われた方はおられないでしょうか?
その子どもの歯ならびですが、心配不要なことと、心配した方がよいことがあります。今日は、その子どもの歯ならびについて、お話をしようかと思います。
まず、歯の生えかわりの時期についてです。
子どもは、乳歯(子どもの歯)から永久歯(大人の歯)へと、歯が生えかわります。この乳歯と永久歯とが混ざっている時期を『混合歯列期』といい、だいたい6歳~12歳の間となります。
そして、実は、この期間中に、歯ならびが悪くなる時期があります。それが、だいたい6歳~9歳の間で、わたくしたち歯科関係のものは、『みにくいアヒルの子の時期』と呼んでいます。
乳歯から永久歯への生えかわりの順番のせいで『一時的』に生じる生理的なものなので、これは心配する必要はありません。
アンデルセンの童話にならって、こんな名前が付けられました。わかりやすいし、おもしろいですね。
具体的には、この時期には、上の1番前の歯が『ハ』の字に開いていることが多く、真ん中がすきっ歯になります。このすき間は、糸切り歯の永久歯がのちに生えてくることで、『ハ』の字に傾いた歯がまっすぐになり、なくなります。
一方で、心配した方がよいことがあります。
それは、おしゃぶりなどのクセです。このクセは、幼い時の一時的なものなら問題ありませんが、いつまでも続けてしまうと、歯ならびが悪くなってしまいます。
その悪いクセを、まとめてみました。
◎吸指癖
いわゆる指しゃぶりのことです。4歳までは生理的なものと考えられるので、問題ありません。しかし、4歳を過ぎても続けている場合は、気にした方が良いです。というのも、指を吸うときの力で、上の前歯が出っ歯に、下の前歯が内側に傾いてしまうからです。
◎咬唇癖
こどもの前歯で、下くちびるを咬みこもうとするクセです(上くちびるを咬みこむ場合もあり)。こちらも、上記の吸指癖とほぼ同様に、出っ歯になってしまいます。
◎弄舌(ろうぜつ)癖
上下の前歯の間に、ベロを入れ込むクセです。上下の前歯が出っ歯になり、おく歯で咬んでも、上下の前歯が咬みあわないという状態になることがあります。前歯が咬みあわないので、食べ物がうまく飲み込めなくこともあります。
◎咬爪(こうそう)癖
爪をかむクセです。3歳ごろからはじまり、小学生の間に増加します。あまり続けていると、前歯がすきっ歯になったり、歯並びがガタガタになったりします。
歯ならびについてお話しましたが、他にも、歯ならびが悪くなる原因はあります。なかには、専門である歯科医・歯科衛生士で診させてもらった方がよい場合もあります。
もし、お子さんの歯ならびが気になった方は、気軽に、おきとう歯科クリニックにご相談、ご予約くださいませ。
心配した方がよいのかどうかを判断いたします。場合によっては、矯正治療をおすすめ(専門の矯正歯科医院へのご紹介となることもあります)させていただきます。






