こんにちは、福山市神辺町にあります
おきとう歯科クリニック 大塚です。
自分の身体のことなのに意外と分かっていないことも多い歯の構造。
健康管理のためにもおおまかに歯の構造を理解しておきませんか?
歯の構造が知りたい!
歯は、歯髄を包むようにエナメル質、セメント質、象牙質の3つの層からできています。
※歯周病が進み、歯ぐきが下がってくると歯根部が歯ぐきのラインより上に露出することがあります。

エナメル質とは
歯冠の表面を覆う高度に石灰化した組織で、 身体の中で一番硬い部分 です。
ダイヤモンドは世の中で最も硬い物質として知られていますが、硬さを測る単位(モース硬度)で表すと、ダイヤモンドが10に対しエナメル質は7になります。
歯科医院での治療で歯を削る際にはダイヤモンドのついた器具を使用しているんです。
そんな硬いエナメル質ですが、 酸には弱く、 酸に晒されていると 溶けやすい といった弱点をもちます。
日常的にオレンジジュース等、酸性度の高いものをダラダラと摂取することは歯を溶かしてしまう原因になります。
セメント質とは
歯根の表層を包む薄い層で、人の骨と同じくらいの硬さ(モース硬度4〜5)です。
歯根膜という噛む時に歯が折れたりヒビが入ったりするのを防ぐクッションの役割をもつ組織によって歯を支えている骨である歯槽骨と結合しています。
セメント質は健康な状態では歯ぐきの下に隠れていますが、歯周病が進んだり歯ブラシを当てる力が強すぎたりして歯ぐきが下がってしまうと歯ぐきの上に露出してきます。
露出したセメント質はエナメル質より柔らかいので虫歯のリスクが高まります。
象牙質とは
エナメル質、セメント質の内側にあり、歯髄腔(一般に神経といわれている部分)との壁をなす、最も厚い硬組織層で歯の組織の主体となる部分です。
エナメル質よりも柔らかく(モース硬度5〜6)、エナメル質同様酸に溶けやすいです。
エナメル質より進行した虫歯を放置しておくと急激に進行しやすい部分になるので虫歯の早期発見が大切です。
歯髄とは
一般に「神経」と呼ばれている部分で、血液や神経が豊富に分布しています。
歯の痛みを伝える重要な役割をもつ部分です。
虫歯がここまで進むと神経がむき出しになるのでかなり痛むといった症状として現れます。
神経を抜いて被せ物をした歯がもろくなってしまうのは血液供給がなくなり、歯に栄養を送ることができない状態になるからです。
歯の構造は前歯も奥歯も一緒
基本的な構造は前歯も奥歯も変わりません。
ですが、歯根の長さが長かったり短かったり、また根の数が異なったりします。
奥歯の根っこの治療が長引くのは、前歯と異なり根の数も多くさらには神経の部屋も多いといった理由からです。
虫歯は進行すればするほど治療費も回数もかかります。
定期的な検診で予防することが 長期的な目でみると節約にもなります。

まとめ
歯は一生モノです。
就学や就職、結婚、出産等、歯の健康維持は全てのライフステージにおいて大切な分野です。
口腔内の健康は全身の健康にも繋がり、お口のケアは人生を豊かにします。
自分の口腔ケアを見つめ直し、自己管理と歯科医院での定期的な検診、メンテナンスによりQOL(生活の質)を上げていきましょう!







