スタッフブログ

2012/07/08歯の病気と炎症~歯周病~

こんにちは!おきとう歯科クリニックの中谷です。

前回のはのはなしで炎症には慢性、急性という2つの状態があることを

お話しました。

 そして今日は本題、歯の病気に迫ります。

慢性歯周炎

いわゆる、歯周病、歯槽膿漏と呼ばれるものです。

口のなかにはたくさんのばい菌(約500種類)が常にいます。

 

デンタルプラーク(食べかすやばい菌のたまったもの)

  250000000000/1g 

唾液

  1000000000/1ml

 ほどいるといわれています。


ばい菌も生きものです。子孫を残すために繁殖するよう遺伝子が指令を出してます。

口のなかで勝手に増えて我々に対して無害であれば何も問題ないのですが・・

一部のばい菌は我々に対して攻撃を挑んできます。

(もちろん悪気はないんでしょうが)

繁殖条件が良好な口の中に住み続けたいのでしょうね。


その数はあふれかえりばい菌は居住空間を求めて狭い口の中を探し回ります。

人間もやわじゃないのでそう簡単には侵入を許しません。

生体内へのばい菌侵入を許さない存在が上皮、粘膜です。

上皮、粘膜に傷でもできればばい菌は住処を求めて一目散に傷のもとへ

駆け寄ります。

でも普段そんなに口の中に傷できませんよね?

ばい菌も馬鹿ではありません。何とかあふれかえったこの狭い空間(口の中)を

どうにかしたいと考えます。

ばい菌は戦略マップを広げ、考えます。

みなさんも考えてください。

歯の絵.jpg

あれ?なんか歯と歯茎の間のところもしかして?

そうです。上皮も粘膜もないんです。

最近歯磨き粉のCMでも耳にしますが

歯周ポケットと呼ばれるこの部分

ちょっと隙があるんです。

あふれかえったばい菌たちはここ目がけて総攻撃

を仕掛けます。

 

人間もただでは譲りません。

さまざまな戦術を使って領土を守ります。


もとから備わる強力な武器 唾液

ばい菌にとっては災害です。 うがい

人間が古来より体得した最強兵器 歯磨き

人間が知恵を駆使して開発したとっておきの切り札 歯医者

 

両者の戦力は21世紀現在の時点で五分五分といえるでしょう。

(慢性歯周炎の罹患率はいまだ高い!)

将来、ばい菌がどんな進化を遂げるかわかりませんし、人間がとんでもない

うがい液を開発してばい菌が絶滅するやもしれません。

ただ、現在、歯周病に関しては膠着状態(慢性炎症)であることがほとんどです。

生体内深部へのばい菌侵入を許し、免疫が下がった時などたまに

急性炎症を引き起こすことがあります。

 急性の炎症が起きているときはばい菌の力が圧倒的に優位な状態。

患部には炎症症状(過去のブログを参考にしてください)が起こり、正常細胞は破壊

されます。

歯周病でいえば、

 

歯根膜

周囲の骨

 

です。

歯根膜ってあまり聞いたことないと思いますので簡単に。下図をどうぞ。


歯の絵2.jpg













膜が破壊されると図の右上にある金属の棒みたいなものがズボズボ入っていきます。

この棒、実は目盛がついていて、歯と歯茎の間の溝の深さを測ります。

4mm以上深さがある状態を病的状態(歯周病)と定義しております。

 

さて、歯周病に興味が湧いてきましたか(笑)

この病気についてもっと知りたい!という方はここをクリック!



次回は虫歯と炎症について!

また来週さようなら。


カテゴリ: コメント(0) トラックバック(0)

トラックバック(0)

トラックバックURL:

コメントする






月別アーカイブ

カテゴリ

    診療時間

    月~土
    AM9:00-12:00 PM14:30-18:30
    休診日:日曜・祝日

    外来予約・お問い合わせ
    0120-391-852
    084-962-5511

    訪問予約
    084-965-6707

  • 当院への地図