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2012/08/04根の病気 part3~これを起こす歯は決まっている!~
みなさんこんばんは!おきとう歯科クリニック 中谷 です。
先週に引き続き急遽決まった
根の病気 part3~これを起こす歯は決まっている!~
を始めたいと思います。
「なんで?なんで?治療したことがある歯に根の病気が起こるの?
治療したんじゃないの?医療ミス?
虫歯や歯周病で根の病気になっちゃうならまだ
納得いくんだけど治療したんでしょ?
治療した歯は一生死ぬまでもつんでしょ!?(怒り)」
はい、ではその治療の種類を大きく2つに分けます。
大きな虫歯の治療をして白いプラスティックの材料か金属の詰め物をしている
歯の神経をとってしまえば歯は弱くなります。
これは確実に言えることです。
エナメル質や象牙質(歯の固いところの成分です)にも栄養が通っています。
そこに栄養がいかなくなるわけですからね。
弱くなるって言っても適切に治療をすれば十分咬む力に耐えれます。
弱くなるのでできるだけ神経はとりたくないんです。
歯医者はそれを思ってできるだけ神経を残す治療を勧めます。
虫歯を削ってたら神経が露出したとします。
ばい菌が侵入したら神経がイチコロでやられてしまうというお話
を前にしたと思いますが、ばい菌が入らなければよいわけですから
その場で消毒して露出部分をすぐにふさぎ、様子を見ます。
様子を見るって何の?
神経が残るかどうかです。
はのはなしのブログをずっと読まれている方はご存じと思いますが、
白血球がばい菌に勝利して陣地(歯髄)を守り切ったとき神経は生き残ります。
ばい菌の侵入を許し、白血球の力が及ばなかったとき急性炎症が起きます。
この時その歯の持ち主は非常に痛いです。ズキズキするので耐えれません。
炎症を持った神経ごと取る処置をします。
ただし、神経が生き残った場合、それですまない場合があります。
白血球が勝利し、陣地(歯髄)を守り切ったものの
実はひそかにばい菌がひそみ、反撃の機会をうかがっている場合があるのです!
体の抵抗力が下がるときを待ち続けるのです。
もしくは詰めたものと歯の隙間からばい菌が徐々に侵入する場合もあります。
なので、治療した歯でも数年後急に痛くなる場合があるのです。
そんな時レントゲン撮影をすると状態が良くわかります。
根の病気です。
ほとんどの場合神経はすでに死んでしまっている状態です。
ばい菌が繁殖するための良い栄養源になってしまってます。
わかっていただけましたでしょうか?
頑張って神経を残す治療をしても後で根の病気を起こす場合があるのです。
でも、神経がうまいこと生き残った場合実はこんなことが起こってます。

深い虫歯で神経と外の距離が縮まっても、
なんと内側から歯の成分(象牙質)が防御壁を作ってくれるんですね!!
第二象牙質と呼ぶのですが、この生体防御反応がうまいこと起こると
神経は長生きします。
この現象を期待して我々は深い虫歯でもぎりぎりまで神経を残す治療をするんですよ。
では根の病気が起こりうる治療歯2つ目!
神経の処置をしている歯
レントゲンを撮ればすぐ判別がつきます。
自分の歯に神経の処置(神経がない)歯が何本あるか?
記録でもとってないとわかりませんよね。。
なんで?神経とったんだから根の病気を起こす原因がないじゃあないか。
神経が一部残っててそれが腐ってばい菌が繁殖したん?
まあそんな場合もあるのですが、
実はこれ神経の処置ってものを理解しないと
説明が理解しにくいと思います。
さて、この回で根の病気シリーズ終わらせる予定だったのですが
どうも予定通りいきません。
Part4をさせてください。
それが終わるころにはみなさん根の治療のエキスパートになっていると思います。
次回は根の病気と炎症Part4~最終章~こういうことだったのか!
をお送り致します。でわ、さようなら。
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