スタッフブログ
2021/09/04若年性歯周炎とは?
こんにちは、福山市神辺町にあります
おきとう歯科クリニック 大塚です。
今回は『若年性歯周炎』についてお話します。
まず、歯周病とは、歯を支えている骨(歯槽骨)が溶けてしまう病気です。
昔は「歯槽膿漏」と呼ばれることが多かったのですが、今では「歯周病」という呼び方が一般的になっています。
歯周病には痛みなどの自覚症状がほとんどありません。
そのため、気が付いた時にはすでに手遅れになってしまっていることが多いというのが、歯周病の最も恐ろしいところです!
歯周病(歯槽膿漏)になると...
歯周病の初期の段階では歯を磨く時に血が出たり、歯ぐきがムズムズするといった症状しかありません。しかし、歯周病がさらに進行すると歯がグラグラしてきたり、歯並びが悪くなってきたりします。ほとんどの人は、この段階になってようやく歯科医院へ駆け込みます。
それでは手遅れです!
自覚症状が出てきているような歯周病では、すでに歯を支えている骨(歯槽骨)の大部分が溶かされてしまっています。この溶かされてしまった歯槽骨を元通りにすることは非常に難しく、ある程度以上進行してしまった歯周病に対しては、成すすべがないというのが今の歯科医療の現実です。
歯周病の治療は、「健康だったときの状態に戻す」のではなく、「これ以上進行しないようにする」ことが目的です。
歯周病の最大の原因はプラーク(歯垢)です!
歯周病は様々な要因が複雑に絡み合って起こりますが、最大の原因はプラーク(歯垢)です。
プラークは細菌の塊です!この細菌の産生する毒素が歯周病の発生・進行に非常に大きく関わってきます。
「喫煙している人」は歯周病になりやすい!
喫煙をしていると歯ぐきの免疫力や修復機能が低下してしまうため、 タバコを吸っている人は喫煙していない人に比べて、2.1~4.7倍も歯周病になりやすいというデータがあります。
タバコはやめた方が良いと分かってはいてもやめられないという人がほとんどでしょう。
そんな人は、せめて一日の喫煙本数を減らすことからでも始めてみてはいかがでしょうか?
歯周病と全身的な病気
糖尿病、感染性心内膜炎、心臓血管疾患、骨粗しょう症、肺炎などの病気は歯周病があると発生する確率が高くなると言われています。
歯周病になってしまったら...
歯周病の原因には色々なものがあるのですが、大きな原因の1つがプラーク(歯垢)です。そのため、まずはプラークコントロール(歯磨き、フロッシングなど)をしっかりと行い、口の中のプラークの量を減らすことが最も重要になります。
また、進行した歯周病の治療を行う際にも、患者本人がしっかりとプラークコントロールをできるかどうかが歯周病治療の成否に大きく関わってきます。
若年性歯周炎とは
通常、歯周病というものは35歳頃から少しずつ発症する場合が多いのですが、若いうちから歯周病が発症する場合にはこの侵襲性歯周炎の可能性が高くなります。
通常の歯周病との違い
- 30歳以下の、若い年齢の人にでも発症します。
- 通常の歯周病よりも急速に進行します。
- 前歯と6番(第一大臼歯)に限って発症することがあります。(限局型侵襲性歯周炎)
- 家族集積性が見られることがあります。(家族の中に同じような症状の人がいること)
- 一般的な歯周病の治療法ではなかなか治りません。
若年性歯周炎になってしまったら
若年性歯周炎は通常の歯周病治療だけではなかなか治らない、難治性の歯周病です。患者様ご自身がかなりの意志をもってしっかりと正しいやり方でプラークコントロールすることが必要となります。
歯周病(歯槽膿漏)の治療とは
・原因である食べかすや、歯垢を取り除くこと
ブラッシングが最も重要で、軽い歯肉炎などでしたら、2-3週間、丁寧にブラッシングをするだけでかなり改善してきます。ただ、ブラッシングだけでは歯石はとれませんので、歯石を取ることが大切です。
・歯石をとること
歯の周りに固くこびりついた歯石を取り除き、ザラついた歯の表面を滑沢に仕上げることが歯周病の基本的な治療になります。歯石を歯科医院で取ったからといって、安心してはいけません。
歯石を取っても、ブラッシングをおこたれば、そこから歯垢ができ始め、また歯石となってしまいます。
・毎日のお手入れ
歯科医院で歯石をとり、きれいになったら終了というわけではありません。毎日のお手入れこそが大事です。歯ブラシはもちろんのこと、デンタルフロスなどご自分が使いやすいものを使って、楽しくホームケアをしていきましょう。
・定期的に検診を受けること
歯周病は再発の多い病気といわれています。通院していただき、歯石をとってきれいにしてもそれですべてが終了した訳ではありません。歯周病は、おもにお口の中の細菌が原因でなる病気です。つまり、この細菌を定期的に除去することが、歯周病を予防し、お口の中を清潔にし、健康を保っていくことになります。
おきとう歯科クリニックでは、患者様一人一人に合った定期健診の頻度を提案させていただいております。
歯周病を今以上に進行させないようにするためにも定期健診をオススメします!
カテゴリ:お口のいろいろコラム,はのはなし,スタッフブログ
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