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2021/10/27歯周病対策の歯磨きは1日1回でいい!?

こんにちは、福山市神辺町にあります

おきとう歯科クリニック 大塚です。

今日は『自宅でケアするために知っておくべきこと』についてお話させていただきます。

「歯周病対策を考えるなら、歯磨きは1日1回でいい。時間を十分に取れるタイミングで、しっかり時間をかけて、念入りに磨いてください」
1日1回?半信半疑の人もいると思います。
 
歯周病菌は数種の細菌がコミュニティーを作って繁殖した膜状の「バイオフィルム」が原因で起こります。
 
「歯垢(プラーク)」という言葉を聞いたことがある方もいると思います。それもバイオフィルムのひとつです。
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バイオフィルムは食後8時間ほどで生成されます。これを放置すると石灰化し、「歯石」になります
歯石は死んだ細菌の塊で、表面がデコボコとしておりバイオフィルムが付着しやすいです。
歯石の上にバイオフィルムが付着して石灰化、さらに大きな歯石になり、歯茎の炎症を招き、歯周病へと至らせます。
バイオフィルムが歯石になるまで2~3日かかります。歯石になるとプロの手を借りなければ落とせませんが、バイオフィルムの段階なら自分で対応できます。歯石になる前に、1日1回の歯磨きでバイオフィルムを破壊しましょう!
バイオフィルムは台所の三角コーナーのヌルヌルに例えられます。
あれは水を流した程度では落ちず、タワシなどでこすらなくてはなりません。
バイオフィルムも同様で、歯ブラシで念入りにこすらなければ破壊できません。
チャチャチャっと簡単に歯磨きを済ますのでは、歯周病対策になりません。
「1日1回でいい。時間を十分に取れるタイミングで」と言うのは、その為です。
 
■虫歯対策には毎食後に「チャチャチャッ歯磨き」
 
一方、虫歯対策ではチャチャチャッとした歯磨きも有効です。
食後、口腔内が酸性に傾き、虫歯菌が活動しやすい環境になりますが、歯磨きをすぐすることで、速やかに中和さます。
虫歯がよりできやすい小学生くらいまでは、毎食後の「チャチャチャッ歯磨き」をしてください。もちろん毎食後、念入りに磨ければなおいいです。
 
虫歯対策で見落としがちなのが、70代くらいからの高齢者です
この年代は唾液の分泌量が少ないです。唾液は口腔内のpH緩衝作用や自浄作用、抗菌作用などがあり、歯周病に対してもそうですが、虫歯に対しても抑制効果があります。つまり唾液が少ないということは、歯周病、虫歯ともになりやすいという事です。
 
1日1回の念入りな歯磨きに加え、毎食後の歯磨きも必要です。
一般的に唾液の分泌量が少なくなるのは高齢になってからですが、コロナのストレス、在宅勤務やマスク生活による会話の減少は唾液の分泌量を少なくします。
若い世代でも口の中が乾き気味であれば、毎食後の歯磨きも取り入れてください。
 
 
虫歯対策としては、歯磨き粉の選び方も重要
 
以前は、歯磨き粉を多く使うと歯磨きがぞんざいになりかねないので、少なめにと言われていました。
現在は、虫歯予防になるフッ素が含まれている歯磨き粉を十分量使い、すすぎも軽めにしてください。フッ素は『PPM』として表記されており、PPM1450のものを選ぶといいでしょう。
 
3〜6カ月ごとに歯科医院へ通えれば理想的です。
磨き残しの部分を歯ブラシだけで対応できなければ、フロスや歯間ブラシも併用してください。
歯周病は糖尿病、脳卒中、心筋梗塞、がんなど全身の病気にも影響を及ぼすことが明らかになっているのでしっかり対策してください。
 
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