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2021/11/16歯磨きしたら歯ブラシが血まみれに。

こんにちは、福山市神辺町にあります

おきとう歯科クリニック 大塚です。

今日は『歯磨きしたら歯ブラシが血まみれに。歯周病?対策は?』についてお話させていただきます。

歯を磨いたあと、ふと歯ブラシを見たら血まみれになった、すすいだときに血が混じっていた、なんて経験はありませんか。また、歯磨き後でなくても歯ぐきから出血することがある......という人もいるでしょう。歯ぐきから出血してしまうのはどうしてなのでしょうか。

 

基本的には歯周病が出血の原因

歯ぐきからの出血は、まず歯周病が疑われます歯周病になった歯ぐきは赤く腫れていますが、それは炎症を起こしており、血液がたまっているからです。炎症箇所は歯磨きなどの刺激に弱く、すぐに出血してしまいます。

出血以外にも、冷たいものを食べると歯がしみる(知覚過敏)慢性的な口臭があるといった症状がある場合は歯周病の可能性が高いです。

歯周病以外の原因としては、ホルモンバランスも考えられます。更年期はホルモンバランスが乱れがちで歯ぐきの組織も弱くなります。そこに強い力でブラッシングしたり、硬すぎる歯ブラシで磨いたりすることで出血することがあります。そのほか血液凝固剤の服用や血液の病気、糖尿病なども考えられます。

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歯周病の原因は"細菌"と"力"

歯周病の原因は"細菌"と"力"です。まず"細菌"ですが、口の中にはおよそ400700種類の細菌が住んでいます。ブラッシングが十分でなかったり、糖分を過剰に摂取したりすると細菌がネバネバした物質を作り出し、歯の表面にくっつきます。

これを歯垢(プラーク)と言い、歯垢1mgの中には約10億個の細菌が住みつき、歯周病を引き起こす細菌が多く存在していると言われています。

この細菌により、歯周ポケットまで炎症を引き起こしている状態が歯周病です。何も対策をしないでおくと、やがては歯を支えている骨を溶かして結果的に歯を失う原因となります

次に"力"ですが、これはかみ合わせの不良のことです。過去の歯科治療で合っていない詰め物やかぶせ物があると、歯が均等にかみ合わずに歯ぐきや周囲の骨に過度な力がかかり、歯や歯周組織を損傷します。細菌に蝕まれた歯周組織が、かみ合わせが悪いとさらに悪化してしまうのです。

出血したらすぐに受診したほうがいい?

歯ぐきから出血したからといって重症とは限りません。歯周病には段階があり、歯肉炎から軽度の歯周病、重度の歯周病へと進行していきます。歯肉炎は歯周病の初期段階で、細菌感染が歯ぐきの外側だけの状態です。痛みや腫れも軽度です。歯肉炎であれば自宅での正しいブラッシングケアで改善することもあります。

歯周病は、細菌感染が歯周ポケットまで進行している状態です。歯ぐきからの出血以外にも腫れや痛みが現れたら早めに受診しましょう。軽度であれば歯科医院によるブラッシング指導、クリーニングなどで改善されることも多いです。ただ、重度になると歯槽骨から膿が出て歯を抜くしかないというところまで悪化することもあります。

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受診するとどんな治療を受けられる?

まずはレントゲンや歯周ポケットの検査をして歯周病かどうか、歯周病がどこまで進行しているかを調べます。軽度の場合は歯磨き指導とクリーニングで終了します。その後、定期的にクリーニングをしていきます。

どれだけしっかりブラッシングをしても、完全に汚れは取り切れません歯科医院のクリーニングもセットで、歯周病悪化予防に努めてほしいと思います。

歯周病は完治が難しい病気です。どれだけ歯科医院でクリーニングをしても、日々のブラッシングがしっかりできていないと歯周ポケットには歯垢がたまります。これは、高血圧症や糖尿病と似ています。

前日に味の濃いものを食べてもすぐに高血圧症になるわけでないですよね。スイーツの食べ放題に1回行っただけで糖尿病にはなりませんよね。日々の積み重ねが大切なのです。

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