歯の豆知識

歯磨きのあとは、ゆすがない方が良い?

こんにちは、おきとう歯科クリニックの杉浦です。冬が近づいてきたな…と思っていたら、今月に入って急にグッと寒くなりました。身体を温かくして、風邪に気をつけて過ごさなくてはいけませんね。

さて、今回は、歯磨きの『あと』の『口のゆすぎ方』についてお話しようかと思います。

歯磨きの仕方や歯磨き粉の選び方は気にしてたけど、歯磨きのあとについて考えたことないなあ…という方が多いかと思います。しっかりと水でゆすいでいる方が大多数だと思います。しかし、実は、あまり『ゆすがない』方が虫歯予防には有効です。

そんな馬鹿な…と思われる方が多いと思います。しかし、予防歯科の先進国であるスウェーデンでは、歯磨きのあと、お口をゆすがないのが主流です。お口に溜まった歯磨き粉をペッと吐き出すだけです。この理由は何でしょうか?

その一番の理由は、歯磨き粉に含まれている有効成分をお口に残すためです。特に、歯磨き粉の中の、『虫歯予防に最も有効なフッ素』をお口に残しておくためです。

今年9月の「歯の豆知識」では、たしかに歯磨きも大事だけれども、『最大の虫歯予防はフッ素』であるともお伝えしました。このフッ素をお口に残すことが重要なんです。

実際に、スウェーデン式『イエテボリ法』というものがあります。これは、歯磨きのあと、なるべく口をゆすがない、という方法です。イエテボリ法の詳細は、以下のようです。

①フッ素入り歯磨き粉を歯ブラシの毛先いっぱいにつける(約2cm)。
②お口の全体に広がるように約2分間ブラッシングを行う。
③口の中の泡を吐き出したあと、口をゆすがない
※ゆすぎたい場合は、少量の水(約10cc、おちょこ一杯程度)だけお口に含む。
④その後2時間は飲食をしない(最低でも30分)。

いかがでしょうか?

今までされている歯磨きと全然違うと驚かれている方が多いと思います。ポイントは、「少量の水でうがいは一回限り」です。

ただし、注意点が2つあります。

①歯磨き粉のなかには、歯磨きのあとの爽快感を高めるために、香味(ミント味など)が強く刺激が強いものがあります。
刺激が強いので、長時間お口に留めておく『イエテボリ法』には適していません。
イエテボリ法を行う際には、刺激が弱めで、高濃度のフッ素を含んでいるものがオススメです。

②このイエテボリ法の対象年齢は、12歳以上となります。小さいお子さんは、控えるようにしましょう。

説明が長くなりましたが、簡単ですので、よければ是非お試しください。

しかし、それでも、虫歯になってしまうこともあります。

そのためには、虫歯チェックも含めた定期メンテナンスは重要です。

何かお口で気になることがありましたら、気軽におきとう歯科クリニックにご相談、ご予約くださいませ。

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