こんにちは、福山市神辺町にあります
おきとう歯科クリニック 大塚です。
患者数の減少を受けてマスクの着用基準が緩和されるという動きがでてきました。
「やっと息苦しさから解放される!」と喜ぶ人がいる一方で、「マスクしていても口臭が気になるのに、マスクをはずしたら周りの人にクサイと思われそうで怖い」という声もあります。
長引くマスク生活で、口呼吸の人が増えています!
マスクをしていると、普段よりも自分の口臭が気になりますよね。
実は、マスク着用自体も口臭の一因になっているのを知っていますか?
理由は、口を開けて呼吸する「口呼吸」です。
普段は鼻呼吸をしている人でも、マスクをしていると息を吸い込みにくくなるので、無意識に口呼吸になり、口内が乾燥します。
口内は鼻の中の約10倍も面積が広いので、マスク内であっても口呼吸をすれば口内が乾燥してしまいます。
口呼吸によって抗菌作用のある唾液が減ると、悪臭の元となる嫌気性菌が繁殖しやすくなるので、口臭も強くなってしまいます。

口臭セルフチェック
●砂糖入りコーヒーをよく飲む
砂糖入りコーヒーを飲むと、口中で嫌気性菌が口臭の原因になる物質と結びつきやすくなります。
●テレワークで運動不足ぎみ
運動量が減ったり、会話が減ったりすると、唾液の分泌物量も低下します。
唾液には口臭の原因になる細菌の増殖を抑え、口内環境を健康に保つ抗菌作用があるので、唾液が減れば口内環境が悪化して口臭が強くなってしまうのです。
●スマホやPCを見ている時間が長い
唾液にはネバネバした唾液とサラサラした唾液の2種類あります。
スマホやPCに長時間触れている時に多く出るのは、ネバネバした粘液性唾液なので、嫌気性菌を抑えにくいネバネバ唾液が多いと、口臭が強くなりがちです。
歯垢(プラーク)には、大便の約10倍もの細菌!
歯周病も口臭の原因のひとつです。
まだ若いし、毎日歯磨きをしているから大丈夫だと油断してはいけません!
厚労省の調査によれば25〜34歳で32.4%、45〜54歳 で49.5%の人が歯周病の疑いがあるという結果が出ています。
歯周病の特徴は、歯と歯茎の間に歯周ポケットが深くなることです。
その歯周ポケットに臭いのもとになる物質が出来てしまうと口臭の原因になります。
歯周ポケットには歯ブラシの毛先が入らないため、磨いても臭いを取ることは難しいです。
歯周病は口中の細菌が食べかすを分解して歯の表面に歯垢(プラーク)がつくことから始まります。
1gの歯垢には、なんと約1000億個もの細菌がいます。これは大便に付いている菌の約10倍にもなります。

歯周病を放置すると、早く老けてしまう可能性が…
歯周病は“沈黙の病”といわれるように、激しい痛みがあるわけではないので、なかなか気付けません。
放っておくと、歯肉がどんどん下がり、歯がゆれて抜け落ちてしまいます。
また、細菌が歯周ポケットから血管に入って全身に拡散し、心疾患や糖尿病、認知症などの要因になるともいわれています。
ちなみに、歯周病は細菌感染症なので、食器の共有などで家族やパートナーにうつしてしまう可能性もあります。
定期的なお口の検診をお勧めします。







