こんにちは、おきとう歯科クリニックの服部です。ようやく涼しくなってきて、過ごしやすい気候になってきた…と思ったらいきなり寒くなってしまいました。体調に気を付けて過ごしたいものですね。
さて、10月8日は『入れ歯の日』だそうです。語呂合わせで108(イレバ)ということですね。今日は入れ歯についてのお話をしようかと思います。
入れ歯と言われても馴染みがないなあ…と思っている方もいるかもしれませんが、なんと日本人の二千万人以上が入れ歯を使っていると言われています。二千万人、改めてすごい数ですよね。日本人の生活の上で、入れ歯は欠かせないものであることがわかるかと思います。
そんな入れ歯ですが、なんと半数近くの方が「入れ歯が合っていない」と感じているそうです。患者様の中には、入れ歯が合っていないことに気付いていない方もいます。そう考えると、日本では一千万人以上の方が、合っていない入れ歯を使っているということになります。せっかく作った入れ歯なのに、なぜこんなことになってしまうのでしょうか。
入れ歯が合わない理由は様々ですが、まず骨の変化があります。入れ歯を支える土台となる顎の骨は日々変化しています。高齢者は新陳代謝が活発でないため、骨の吸収に対して骨の形成が遅いため痩せてしまい「土台」が小さくなってしまいます。そのため、入れ歯と口腔粘膜の間に隙間が出来てしまい、入れ歯が合わなくなるのです。
また、入れ歯は摩耗します。入れ歯を使っていると、噛むことにより入れ歯自体がすり減って、上下のかみ合わせに変化が生じます。その結果、入れ歯が合わなくなるのです。少しずつ摩耗していくため、入れ歯が合っていないことに気付かないこともあります。
そして入れ歯の汚れです。入れ歯にも食べかすや歯垢が付きます。そのなかのカンジダ等の菌類が入れ歯の素材に侵入し、変質を起こしてしまいます。さらに、だ液中のカルシウム等が沈着して歯石のようになり、入れ歯の粘膜面に付着すると形が変わってしまい、入れ歯が合わない状態になるのです。
こうして原因を考えてみると、入れ歯が合わなくなってしまう、またそれに気付けないことも、仕方がないのかなあと思えてしまいますね。しかし、合わない入れ歯を使い続けることは、健康上もちろん良いことではないので、早めに自分に合った入れ歯に調整していくことが大事です。入れ歯は口の中に入ればそれで良い、というわけにはいかないのです。
そのためにも定期メンテナンスは重要です。おきとう歯科クリニックにご相談、ご予約くださいませ。
【参考】
歯の喪失の実態
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/teeth/h-04-001.html
歯科疾患実態調査(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/62-17.html






