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【チンゲンサイ】「血」の巡りを促進して歯周病の改善に役立つ

こんにちは、福山市神辺町にあります

おきとう歯科クリニック 大塚です。

 

シニアの大きな悩みのひとつといえば歯のトラブル。歯肉が炎症を起こす「歯周病」は、生活の質を維持するためになんとかしたいものです。

 

歯周病のために歯茎が腫れたり、痛みがあると食事がしづらくなり、栄養を十分に取ることができなくなります。
そればかりか、全身の不調につながる場合もあるため注意が必要です。
口の中の細菌は、歯肉の血管から全身に入り込む可能性があります。
その結果、動脈硬化が悪化して心疾患や脳卒中のリスクが高まり、糖尿病にも悪影響を及ぼすと考えられています。

もちろん、歯磨きや歯石除去などのケアを十分に行うことは重要ですが、食養生で改善を図ることもおすすめします。

 

中医学では歯周病は「血」の巡りの悪さが関係していると考えます。
全身の血流が滞ると、ひいては歯茎の血行も悪くなり、歯周病が悪化していきます。
もともと血の巡りが悪い体質の人は歯周病になりやすく、初期の段階でいったん改善したとしても再発しやすいとされます。
歯周病の悪化によって歯茎が紫がかった暗い色になるのは、まさに滞って濁ったドロドロの血液の色そのものなのです。症状を軽減するためには血行を促進する食材を取り入れることが大切です。

 

おすすめはチンゲンサイ


高い血液循環作用があり、血行不良によるトラブルに威力を発揮します。また、体の余分な熱を取り、解毒作用にも優れているため、歯茎の炎症を鎮めるのに役立ちます。

チンゲンサイというと、なんとなく使われがちなイメージのある中国野菜ですが、じつはシニアにうれしいさまざまな効能があります。
高血圧など生活習慣病の改善や、胃の働きを整える作用があるので消化不良・食欲不振にもおすすめ。さらに、精神を安定させて不安感を鎮めたり、不眠にもよく、メンタル面においてもうれしい野菜です。

また、歯周病は老化に関わりの深い臓器「腎」の働きの弱まりからも引き起こされます。腎は骨や歯をつかさどる臓器でもあり、その機能が低下すると歯根を滋養できずに、歯のトラブルが現れやすいのです。

そして、免疫力の低下も症状を悪化させてしまいます。
症状を改善する効果を高めるには、血行を促進する食材とともに、腎の働きを強める食材、そして人間のエネルギー源である「気」を補う食材を組み合わせるとよいでしょう。

チンゲンサイの歯周病対策によい組み合わせは、腎を強化する海藻類、気を補う鶏肉、卵、豆類、いも類、きのこ類などがおすすめです。

 

転用元:日刊ゲンダイ by池田陽子

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