こんにちは、福山市神辺町にあります
おきとう歯科クリニック 大塚です。
今日は、おきとう歯科でもインビザライン(マウスピース矯正)という矯正治療が始まったので『矯正治療による歯が動く仕組み』についてお話します。
歯は歯根膜と歯槽骨(あごの骨)によって支えられています。
歯根膜は、繊維で出来ていて、物を噛んだ時の力を分散させるクッションの働きをしています。
また、歯根膜には神経や血管が通っているので、歯根に栄養を供給したり、物を噛んだ時の感触を脳へ伝える働きもしています。
歯は歯根膜と歯槽骨(あごの骨)から支えられています。
歯根膜の繊維はある一定の幅を維持しようとします。
そこで、矯正によって歯根膜が縮んだ部分では破骨細胞が周囲の骨を吸収していきます。
反対に歯根膜が伸びた部分では、骨芽細胞が骨を増やして歯根膜の幅を一定に保ちます。
矯正治療は、このような骨の代謝機能を利用して歯を移動します。
緩やかな力を加えることで骨の代謝を促すために、矯正には時間がかかります。
代謝機能により、歯は1ヵ月で0.3mm移動することが出来ます。
骨芽細胞:骨を作る仕事をする細胞です。骨の「鉄筋」にあたるコラーゲンを作り出し、カルシウムを付着させる「のり」となるたんぱく質を塗っていきます。ここに血液中から運ばれてきたカルシウムが自然に付着していき、新しい骨ができるのです。
破骨細胞:骨を壊す仕事をする細胞です。もともとは血液細胞の一種ですが、それがホルモンの刺激を受けて骨の中で破骨細胞に分化します。この破骨細胞は、古い骨のカルシウムやコラーゲンを酸や酵素で溶かします。溶けたカルシウムは再び血管を通り体内へと運ばれていきます。
このような流れで歯が動いて矯正されていきます。
歯が揺れて心配な方も多いと思いますが、それは歯がまだ固定されていない状態だからです。
固定されると歯が動かなくなるのでご安心ください。






